ちょっとだけワーキングマザー
ちょっとだけワーキングマザーだった時があります。
上の子(息子)が2歳になるまで働いていました。
企業でした。
外資系の企業というと聞こえはいいかもしれませんが、
労組もないし、当時は寿退社が普通の時代だったので、
子どもを産んでまで働こう。。。という人は少なく、
その会社では私が初めてでした。。。(^^;
子どもを産むなら辞めろ。。。と云わんばかりの社長に
何度か直談判して、ようやく産休をいただきました。
よく覚えてないけど。。。たぶん、2ヶ月くらいだったかな?
公立の保育園には入れず、私立のおばあちゃん先生が園長さんの
保育園にお世話になりました。
毎日、何をどれだけ食べたかをノートにつけて渡し、園でも
記録してくれます。
多くの他人に、何を子どもに食べさせたのか公表する
ことになるので気を遣ったなぁ。。。💦
息子はとっかえひっかえ風邪をひいて、熱が出ても休め
ない時は、申し訳なかったけど母に頼んだこともありました。
それでも熱が高くなると、母からSOSの電話がきて
結局、事情を話して帰らせてもらったりしました。
育児時間も、毎日前後30分ずつにしてしっかりいただきました。😉
でもその時間に、「あ、やっぱりいないんだね〜」と同じ部署の
人に云われてる。。。と聞いた時はちょっと悲しかったな。😢
嬉しかったのは、お子さんをお持ちの男性社員の方たちが色々と
優しい言葉をかけてくださったりしたこと。☺️
悲しかったのは、一緒にお昼をいただいてる会議室で、同僚の
女性に「奥さんが妊娠中に男は必ず浮気をする」みたいなことを
云われたこと。(^^;
今でも覚えてるということは、けっこうトラウマになってる、
ってことでしょうね。(^^;;
その時一緒にいた男性社員の方が、すごくフォローしてください
ましたが。。。💦
女性の敵は女性。。。とは思わないし、思いたくもないです。
彼女とは仕事でも仲良くしていて、思ったことはすぐ口に出す人
なので、悪気はなかったのかと。。。
彼女は当時未婚だったので、私がきっかけではあったかもしれ
ないけど、一般論を話したのかもしれないし、ね。(^^;
子どもが小さい時は、やはり親が育てた方がいい…とおっしゃる
方も多いと思いますが、私は保育園に通うことによって
親にはできないことを子どもにさせてあげられることも
ある。。。と考えています。(^-^)
集団の中に慣れることも然り。
親だと「危ないからやめなさい」ということも、保育者が客観的
に判断することによって、子どもの可能性を広げることも
あり得るのじゃないでしょうか。
そう実感したのは、仕事を辞めて第2子(娘)を出産したあとのこと。。。💦
私は彼女の色んな可能性を摘んでしまった気がします💦💦
そんなこんなで子育てと仕事を両立できたのは、一つには
若かったから。
もう一つは、夫の協力があったからです。
朝、息子を保育園に送っていくのは夫の仕事でした。
子どもたちのおむつもよく交換していたし、家にいれば必ず子どもと
一緒にお風呂に入ったし、休日のブランチを作るのは夫の役でした。😄
今でいう、育メンの先駆けだったのかな。。。と思います。😊
子育てと真正面から向き合うのは、私にとってなかなかしんどい
ことだったので、仕事をしているのは精神のバランスを保つ
ためにもいいことでした。(^-^)
それでも、仕事中にふと子どものことを思い出すと、心が
引き裂かれるような感覚を覚えることもありました。
少なくとも子どもはもう一人欲しい、と思っていたので、そろそろ
二人目を。。。と考えた時期に仕事は辞めました。
忙しさは倍にはならないかもしれないけれど、こなせる自信が
なかったことと、仕事中に感じる心が引き裂かれる感覚に
抗う気力を失くしていました。
不遜なことを云うようで、しかも仕事はお金だけの問題では
ないのですが、もしも当時、私が夫より稼いでいたら、
どちらが仕事を辞めるか真剣に話し合いをしていたかも
しれないな。。。と思います。
昨今は、子どもが二人いても三人いても働いてるお母さんたちが
いて、スゴイなぁ。。。と私はただただ尊敬するばかりです。(*´ω`*)
働くお母さんたち、どうか頑張りすぎないで。
辛い時は、家事を休んだりサボったりしていいんですよ〜。☺️
書き出したらあれこれ思い出して、当時の気持ちの整理も
つきました。^-^
お題に感謝です。(^人^)