Supercalifragilisticexpialidocious!

アロマとジャズとその他諸々、人生色々な日記です。^^

信じる

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人を信じるって時として難しい。。。

自分が信じた分、同じように相手も自分を信じて

くれないと裏切られたように思うし、傷つけられた

ようにも思ってしまうかもしれない。。。

 

でも、私が誰かを信じることと、誰かが私を信じて

くれることは全く別のことなのですよね。

 

闇雲にではないですが、基本、人は信じる方がいいと

思った経験が私にはあります。

それも鮮明に。

 

ごく最近起こった出来事でそのことを思い出しました。

忘れていたんだなぁ。。。

 

 

中学生の時です。

 

全校行事に「3年生を送る会」というのがありました。

文字通り、卒業する3年生を送るための会で、下級生が

出し物をしたりしました。

 

私はその委員会に入っていて、劇をやることになりました。

何の劇をやったのかも思い出しました。

サン・テグジュペリの「星の王子様」です。

 

「星の王子様」を推したのは私だったので、じゃあ中心に

なってやってね。。。と云われ、書いたこともない台本を

書いたり、配役をお願いしたりしました。

 

役をお願いしたのは、学年でもたいていの人が知っている

活発な人たちで、みんな快く引き受けてくれました。

 

けれど、本番の前にリハーサルを何回か日を決め、段取りを

組んだのですが、集まりが悪く、全くリハーサルになりません。。。

 

活発な人たちなので部活動をやっている人も多く、劇など

より部活が優先だったり。。。

 

私なりに当時一生懸命やっていたので、何でみんなリハーサルに

来てくれないのだろう。。。

何でちゃんとやってくれないのだろう。。。

という気持ちがつのり、ある時、

「もう知らない!」

と云い捨てて帰ってしまったこともありました。

 

担当の先生にも「○○(私の旧姓)は)さんは一生懸命やってる

けどちょっと空回りしているみたい」と云われましたが、

この空回りがどういうことなのか、私には見当もつきません。

 

もうどうにでもなれ。。。という気持ちで本番の日を

迎えました。

 

ところが。

役者の人たちは完璧ではないにしろ、みんな台詞を覚えて

きているし、リハーサルもろくにしていないのにちゃんと

劇は進んでいきました。

 

台詞が抜けたりアドリブがあったり、多少のドタバタは

ありましたが、無事に劇は終了しました。

特に、その過程を知っている私にとっては、劇は大成功

だったのです。

 

その時私にも判りました。

みんな自分なりにちゃんとやっていたんだと。

私が思う通りではなかったけれど、劇を成功させたかった

のはみんな同じだったんだと。

 

部活で一生懸命活動したあと、どこかでこっそり?

練習してくれていたのかもしれない。

 

私は自分だけ頑張ってる気になっていたんだなぁ。。。と

ものすごく反省しました。

みんなを信頼しなかった自分が残念でした。

 

 

今書いてみると、『中学生日記』みたいかも?

 

 

あの時の葛藤も含め、本当にいい経験でした。

当時の彼らに改めて感謝。